レイヤー効果を個々のレイヤーに追加することで、コンテンツの表示に変化を加えることができます。
レイヤー効果は、特定のレイヤーまたはレイヤーのグループに適用されます。レイヤーのコンテンツを編集すると、レイヤー効果が新しいコンテンツに適用されます。
効果を追加するには、[レイヤー]パネルの をクリックするか、[レイヤー]メニューの[レイヤー効果]コマンドを使用します。
レイヤー効果は、特定のレイヤーまたはレイヤーのグループに割り当てされます。レイヤーのコンテンツを変更すると、レイヤー効果が新しいコンテンツに適用されます。
レイヤー間でレイヤー効果を移動させる場合は、カーソルを使用してドラッグします。Shift+Altキー (Mac の場合は、⇧+Optionsキー) を使用すると、指定した効果が選択したレイヤーにコピーされます。
レイヤー効果
べベルとエンボス: このグループの効果は、レイヤーにボリュームを与えてくれます。
エンボス: 凹凸のある表面を模倣する効果です。現在のレイヤーとその下のレイヤーすべてが影響をうけます。
べベル (切り口の深さ): 凹凸のある表面を模倣する効果です。現在のレイヤーのみ影響をうけます。
デボス: スタンプ (プレス) 効果を模倣します。
効果グループのパラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
影の不透明度 (設定可能範囲は 0-100): 影の不透明度を調整します。
影の色: 影の色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
ハイライトの不透明度 (設定可能範囲は 0-100): このパラメーターは、ハイライト領域の不透明度の度合いを調整します。
ハイライトの色: ハイライトの色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
滑らかさ (設定可能範囲は 0-50): このパラメーターは、効果の鮮明さの度合いを調整します。値が高ければ、効果のぼかし度合いが大きくなります。
サイズ (設定可能範囲は 1-200): このパラメーターは、効果の幅を調整します。値が高いほど、浮き彫り度合いは大きくなります。
回転 (設定可能範囲は 0-360): 光源の位置を調整するパラメーターです。値によって、明るい領域と暗い領域の分布が変化します。
高度 (設定可能範囲は 0-90): 光源の高さを指定します。高い値の場合は、影が濃くなります。
深さ (設定可能範囲は 1-150): 効果の深みを調整します。値が高いほど、レリーフの浮き出し度合いは強くなります。
シフト (設定可能範囲は 1-99): 半透明な効果の境界をぼかし領域内でシフトすることができます。高い値では内側にシフト、低い値では外側にシフトします。
グロー: レイヤーに色つきのグローを追加する効果です。
グロー (外側): レイヤーのコンテンツの外側エッジから外方向に発されるグローが追加されます。
グロー (内側): レイヤーのコンテンツの内側エッジから内方向に発されるグローが追加されます。
効果グループのパラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
色: グローの色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 効果の透過の度合いを調整するパラメーターです。
明るさ (設定可能範囲は 0-100): グローの明るさを設定するためのパラメーターです。低い値の場合は、グローが半透明でぼやけています。高い値の場合は、不透明で鮮明なエッジになります。
サイズ (設定可能範囲は 0-300): グローの幅を調整します。
カラー オーバーレイ: 選択した色でレイヤーを塗りつぶします。
効果パラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
色: 効果の色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 効果の透過の度合いを調整するパラメーターです。
影: レイヤーに影の効果を追加します。
影 (外側): レイヤー境界の外側に影が表示されます。
影 (内側): レイヤー境界の内側に影が表示されます。
効果グループのパラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
色: 影の色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 効果の透過度合いを調整するパラメーターです。
距離 (設定可能範囲は 0-300): 影を投じているオブジェクトまたはレイヤーと影の間の距離を指定します。
回転 (設定可能範囲は 0-360): 光源の位置を調整するパラメーターです。パラメーターの値により、影の位置が変わります。
ばらつき (設定可能範囲は 0-100): このパラメーターは、効果の鮮明さの度合いを調整します。値が高いほど、エッジ部分はより鮮明になります。
サイズ (設定可能範囲は 0-300): オブジェクトの大きさに応じた影の大きさを指定します。
サテン: 現在のレイヤーに、光の反射 (光沢) の効果を作り出します。
効果パラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
色: 効果の色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 効果の透過度合いを調整するパラメーターです。
範囲 (設定可能範囲は 0-300): 光の反射の大きさと位置を指定します。
回転 (設定可能範囲は 0-180): 反射がどの方向にシフトするかを指定するパラメーターです。
サイズ (設定可能範囲は 0-300): ぼかしの量を調整します。
[反転]チェックボックス: チェックボックスをオンにすると、オブジェクトと効果の色を反転させることができます。
ストローク: 指定した色でレイヤー内のコンテンツを囲います (輪郭を描画)。
効果パラメーター
ブレンドモード: 現在のレイヤーのピクセルとどのようにブレンドするかを指定するパラメーターです。
色: 輪郭線の色を変更するには、カラー パレットをクリックして表示される標準の[色の選択]ダイアログを使用します。
透過度 (設定可能範囲は 0-100): 効果の透過の度合いを調整するパラメーターです。
サイズ (設定可能範囲は 1-200): 輪郭線の幅 (太さ)を設定するためのパラメーターです。
ぼかし (設定可能範囲は 0-50): 輪郭線の鮮明度を設定するためのパラメーターです。値が高ければ、境界部分のぼかし度合いが大きくなります。
シフト (設定可能範囲は 1-99): ぼかし領域内で境界線 (輪郭) をシフトさせることができます。高い値では内側にシフト、低い値では外側にシフトします。
位置: ドロップダウンメニューから、効果の位置を外側、内側、中央から選択します。
コンテキスト メニューの以下のコマンドを使って効果を編集できます。
効果パラメーター: 選択した効果の設定パネルが開きます。
効果を削除: 選択した効果を削除します。