色相/彩度の調整では、 色プロパティの変更後に、彩度や色相の調整を行えます。[色相/彩度]による調整については、ビデオ チュートリアルもご覧ください。
[画像]メニューの[調整]から[色相/彩度...]コマンドを選択すると、設定パネルに調整用パラメーターが表示されます。
色相/彩度の調整を行う調整レイヤー ([レイヤー]メニュー > [新規] > [調整レイヤー] > [色相/彩度...]コマンド) を使用することもできます。背面のレイヤーすべてを、コンテンツを変えることなく、色相/彩度を調整できます。
パラメーター:
ドロップダウン リストでは、補正を行う色範囲を指定します。[マスター]を選択すると、すべての色を同時に編集できます。
色相 (設定可能範囲は -180 から 180): 画像全体の色、または指定した色範囲の色相を調整することができます。
彩度 (設定可能範囲は -100 から 100): 画像全体、または指定した色範囲の彩度を変更することができます。
明るさ (設定可能範囲は -100 から 100): 画像全体、または指定した色範囲を明るく/暗くすることができます。
色範囲の指定は、2つのグラデーション ラインと4つのスライダー (内側と外側 2つずつ) を使って、より正確に行なうことができます。
上が元の色、下が修正後の色を示しています。内側スライダー間の色は完全に変換されます。内側スライダーと外側スライダー間の色は、変化の程度は少なくなります (内側スライダーから遠ざかるほど、効果の影響が弱くなります)。外側スライダーの外側の色は変化しません。
注意: このコントロールは、[マスター]選択時には使用できません。
[固定されたプレビュー領域]チェックボックス: チェックボックスがオンの場合、変更は点線で囲まれた小さなプレビュー領域に表示されます。チェックボックスがオフの場合、イメージ ウィンドウに表示されている部分に変更が適用されます。
デフォルト設定に戻す場合は、[デフォルト]をクリックします。
[OK]をクリックすると、すべての変更を適用して、ダイアログボックスを閉じます。
[キャンセル]をクリックすると、変更を保存せずにダイアログボックスを閉じます。