シャープ効果

[シャープ]メニューを使用して、画像の鮮明度を上げ、画像のディテール (解像度) を上げることができます。利用できる効果は、シャープアンシャープ マスクです。

 

[シャープ]効果は、個々のピクセル間のコントラストを強化することで画像の鮮明度を上げます。

    (設定可能範囲は 0.0-30.0): 画像コントラストの強化度合いを設定します。パラメーターの値を上げると、明るいピクセルがより明るく、暗いピクセルがより暗くなります。

    元のイメージ シャープ効果
    シャープ効果
    (画像上にマウスをのせると、元の写真が表示されます)

 

[アンシャープ マスク]効果は、画像内のエッジ部分のみのコントラストを強化し、それ以外の部分には影響を与えません。プログラムは出来上がったイメージとぼやけたコピーを比較し、ぼかしたもののピクセルが対照的である場合にはコントラストを増します。このようにして、プログラムはすべてのイメージピクセルを処理します。

    半径 (設定可能範囲は 0.1-250.0): 訂正するピクセルの周囲に含まれるピクセル数を表しています (鮮明にする輪郭のサイズ)。

    コントラスト (設定可能範囲が 1-500): このパラメーターは、どの程度鮮明にするかを調整します。

    しきい値 (設定可能範囲は 0-255): 鮮明にする領域のサイズを指定します。低い値の場合、[コントラスト]パラメーターは個々のピクセルにまで影響します。高い値の場合、パラメーターは、際立った境界部分の鮮明度にのみ影響します。

    元のイメージ アンシャープ マスク効果
    アンシャープ マスク効果
    (画像上にマウスをのせると、元の写真が表示されます)

[固定されたプレビュー領域]チェックボックスがオンの場合、変更がすべて小さなプレビュー領域に表示されます。チェックボックスがオフの場合、イメージ ウィンドウに表示されている部分に変更が適用されます。

元の設定にレストアする場合は、[デフォルト]をクリックします。

[OK]をクリックすると、変更が画像に適用され、ダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]をクリックすると、変更を適用せずにダイアログボックスを閉じることができます。